アレルギーにはサバ、そばのアレルギーのように、食べたり触れたりすると数分から数時間で症状が現れる即時型アレルギーと、アレルギーを起こす物質に触れた半日か数日後に症状が現れる遅延型アレルギーと呼ばれるものがあります。
即時型アレルギーに分類される病気として、
花粉症や気管支ぜんそく食物アレルギー、アトピーなどがあります。
食品や薬物の抗アレルギー性を見るための方法として、マウスに実験的に即時型アレルギーを起こさせ、アレルギー反応がどれぐらい抑えられるかによって、抗アレルギー性の強さをはかる実験法があるんです。
マウスにたんぱく質や花粉などのアレルギーを注射します。
その後にLFKを食べさせます。
数日後にまた同じアレルゲンを注射してアレルギーをマウスにおこさせたところ、LFKを食べさせることによって症状が軽くなりました。花粉症の方々にLFKを飲んでいただいたところ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった花粉症特有の症状が軽減されました。さらに通年性アレルギー性鼻炎の方々でも、くしゃみ鼻づまりなどが軽減されました。