体の簡単な仕組みについて、今度はご説明をいたします。
まず病気になりまして症状が出ますと、実は他の臓器にも必ず影響がいくのです。
病気とは単体ではありません。
それは勉強ではそうですが、実際たくさんの方の体を見ますと違います。
悪い所のその部分だけが悪いということは、ないと思っていいです。
特に気を付けていただきたいところは、肝臓という大きな臓器です。
ここは主に、解毒をさせる所です。
なのでここが弱ると危険ということになります。
解毒はすごく大切なことなんです。
薬をたくさん飲んでる方は、症状の部分だけでなく肝臓が固い。
それだけ肝臓が頑張って、解毒をせっせとしています。
ここは薬、添加物等も解毒するので、とにかく意識しないといけません。
体とはすごく面白くて、全てがつながっています。
たとえば仙骨なんか、手の甲をなでるだけで動きます。
背骨は手の外側、骨盤と頭蓋骨もつながってる。
だから足つぼというのがあるんですよ。
これはすべて体はつながっています。
そして私たちは体を悪くする、あるいは疲れますと、必ず皮膚にダイレクトに出ます。
有名なのが胃が悪いと、口のまわりにできものがたくさん出ます。
あれは胃の調子がかなり悪いのです。
肝臓とかは、肝臓のすぐ上の皮膚あるいは背中側が黒ずんで汚くなります。
それと体の右側の臓器が悪い方ですと、体の右側に吹き出物、くすみがたくさん出るんです。
そういうのを細かく見ていきますと、体は全部連動されております。
同じく臓器同士もそうなります。
これは想像で分かるはずです。
お隣さんの働きが悪いと、こちらも仕事がはかどらない。
そんなイメージでとらえるといいと思います。