アレルギーの症状で気管支に喘息が現れるのが、アレルギー性喘息と呼ばれます。
症状としては、咳、痰、呼吸困難で2000年以降死亡者数は減少していますが、
現在でも年間2,000人の方が亡くなっています。
ラットにアレルゲンを複数回注射し、アレルゲンを霧状にしてラットに吸わせると、
喘息の症状を引き起こします。
症状の強さを調べるために、呼吸抵抗を数値化して測定しました。
呼吸抵抗値が大きいほど、呼吸困難であると考えられます。
喘息を誘発しなかった場合、顕著な呼吸抵抗の変動は認められませんが、
喘息を誘発すると誘発後20分40分で、顕著な呼吸抵抗の増大が認められました。
しかし前もってLFKを食べさせておくことで、
呼吸抵抗の増加はまったく見られないことが明らかとなりました。