東京(渋谷・恵比寿・代官山)で、
びわ温熱療法を行っています。

びわ温熱療法/余命1か月の末期がんの方を半年で生還させました

ユーフォリアについて

ユーフォリアの興味深い話について

今回は、1回の施術では改善しなくても根気よく続けることで時間とともに効果が現れる症例を紹介します。

まずは運動器系。
腰痛、膝痛、肩こり、むちうち症、寝違い、半身不随などで、いずれの症状も基本的に痛みのある部位に直接当てます。

半身不随は背骨が中心。
腰から背中に向かってしっかり当てます。
腹部にも当てて、全身の血流を良くすることが大切です。

消化器系は胃炎、下痢、便秘、痔などですが、”胃の六つ灸”と呼ばれるツボがポイントです。
背骨の両側にある「隔ユ・肝ユ・脾ユ」(カク・カン・ヒ)に当てると効果的です。

痔は「百会」と「長強」のツボです。
肛門も有効です。
当てづらい部位ですが、温灸器を完全に密着できなくても大丈夫です。
非常に気持ちがよく改善を早めます。

ビワエキスを患部に塗るのも効果的。
塗った直後はしみますが、短期改善の報告があります。

耳鼻科、眼科の疾患は鍼灸師の方でも苦労しています。
耳鳴り、難聴、突発性難聴、メニエール。
特にメニエールは女性に多く、病院の治療でも手こずる病気です。

耳の病気では耳の穴、耳の周辺、そして首筋を5~15分、毎日当てると効果的です。
鼻には、慢性鼻炎や蓄膿症などがあります。
蓄膿症には「迎香」のツボです。
加えて「天柱」「風池」と首筋です。

目は、眼精疲労、仮性近視、蚊飛症など。
蚊飛症には「攅竹」「陽白」、眼球(瞼の上から)、こめかみ、そして「天柱」「風池」、首筋です。
参考として、耳は腎臓とつながっていて、耳の弱い人は腎機能が低下している傾向があります。

目は肝臓です。
肝機能が低下すると白眼が黄ばむなど、眼に症状が出やすくなります。

鼻は肺です。
胸腺組織や「中府」への温灸が有効です。
鼻の通るツボとして「引堂」も用います。

耳、鼻、眼、いずれも範囲は広くないので10~15分でOK。
温灸器は1つでもかまいません。
とにかく毎日続けてください。

目、耳、鼻、臍、肛門といった体の穴の部分は、鍼を打つことは困難です。
その点、ビワ温灸は問題なく当てられます。
むしろこれらの部位への施術は気持ちが良く、改善にも大変有効です。
これぞ”ビワ温灸の真骨頂”といえます。

自律神経失調症、ノイローゼ、不眠症、更年期障害は基本的に背中を中心に当てます。
これら神経系の症状には肩甲骨、首筋、頭部、下腹部等に施し、気血水の流れを整えます。

ストレス等もかかわるので、ビワ温灸だけでの解決は難しいかもしれません。
ただ、ビワ温灸を行うと、精神的に落ち着き、体をリラックスさせることが可能です。
みぞおちの「巨ケツ」も重要穴で、ここが硬くなる人もいます。
さらに臍「神ケツ」周りに当てると安心感がわいてきます。

ページトップへ